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三河・知多・愛知の打ち上げ貝

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愛知をぐるっと巡って・・・

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 太平洋に面した愛知県は、静岡県から連なる遠州灘、三河湾、三重県へと連なる伊勢湾で、およそ600㎞の海岸線があります。ただ都市化や防災上の理由から海岸線には防波堤、突堤、離岸堤、潜堤などが設置され、本来の自然海岸はごく僅かで、1割にも満たないでしょう。

 そんな中でも自然の動きはしたたかで、渥美半島の太平洋側に設置されたテトラポッドの多くは飛砂に埋もれて砂丘の基盤となっていたり、沿岸流の強い場所ではテトラが崩された場所もあります。港の堤防や砂浜の突堤では、磯に棲みつく貝や海藻が新たな生息場所にしている場所も数多く出ています。

 遠州灘から東西に延びた渥美半島では広い砂浜海岸が続き、所々で岩礁が現れ、田原市の日出の石門や、伊良湖岬では磯が見られます。平均水深が9mと言う三河湾では、豊川が流れ込む汐川干潟を始め、矢作川、矢作古川河口には広大な干潟が広がります。木曽三川が流れ込む伊勢湾には北から南に伸びた知多半島があります。名古屋市から知多市にかけては、埋め立てにより工業団地が海を隠してしまいました。常滑市から南側は干潟が広がり、美浜町から南知多町にかけては泥岩や砂岩の磯が出現してきます。

 そんな愛知県のあちこちの海岸で拾い上げた打ち上げ貝を紹介します。今生きている現生の貝、かつては生息していた死滅した貝、海水浴場の整備のため養浜と言われる他の地域の砂を入れたので、それに混じっていた貝などもあります。
 
 標本写真の白と赤のグリッドは1㎝です。
 カテゴリの科や目から、近い仲間の貝殻を見ることができます。
 タグの三河湾、伊勢湾、表浜をクリックすると、それぞれの地域で私が確認した種が見られます。
 貝はできるだけ自分で同定するようにしていますが、悩んだ時や、困った時には、クダさんのお世話になっています。

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# by mikawashells | 2025-05-01 11:58 | Comments(0)

フジナミガイ

フジナミガイ  Soletellina boeddinghausi

 フジナミガイはシオサザナミ科の二枚貝で、内湾の干潟などに生息するが、愛知ではほぼ絶滅と言ってよいだろう。
 殻はアケボノキヌタに似ているが、殻頂がやや前方により、殻高も高めである。

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写真は美浜町の砂浜で採取した古い打ち上げ殻で劣化が進んでいる。






# by mikawashells | 2026-04-05 00:10 | シオサザナミ科 | Comments(0)

トウイト

トウイト  Siphonalia fusoides

 トウイト(トウイトガイ)は、ミクリガイの仲間で表面に唐糸のような細かい螺肋があることから名付けられたのだろう。潮通りの良い砂地の海底でやや深い場所に生息する。
 
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   これは赤羽根海岸で見つけたトウマキだが,古い殻と思われ色はほぼ退色している。新しい殻は見たことが無く、このエリアでは打ち上げは少ない。近い仲間にミオツクシがあるが、ミオツクシの殻口はもっと厚みがある。




# by mikawashells | 2026-03-30 07:52 | エゾバイ科 | Comments(0)

ヒメエガイ

ヒメエガイ  Septifer keenae

 ヒメエガイは近年少なくなってきているフネガイ科の貝。殻は丈夫で養浜の砂の中でも存在感がある。愛知では養浜の浜辺で見られる。

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 愛知県下の海水浴場では、西浦パームビーチ、りんくうビーチなど伊勢湾や三河湾など、かなりの場所で養浜が行われています。それらの砂は瀬戸内海や、壱岐、唐津沖などから運ばれたと聞いていますが、詳細は分かりません。ここで取り上げたのはそうした養浜の砂に混じっていたものです。


# by mikawashells | 2026-03-29 07:57 | フネガイ科 | Comments(0)

スダレモシオガイ

スダレモシオガイ  Nipponocrassatella nana

 スダレモシオガイは強い輪肋のある二枚貝で、特徴的なシルエットをしている。瀬戸内海でよく見られる貝だが、愛知では養浜の海水浴場で見られる。

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 愛知県下の海水浴場では、西浦パームビーチ、りんくうビーチなど伊勢湾や三河湾など、かなりの場所で養浜が行われています。それらの砂は瀬戸内海や、壱岐、唐津沖などから運ばれたと聞いていますが、詳細は分かりません。ここで取り上げたのはそうした養浜の砂に混じっていたものです。


# by mikawashells | 2026-03-28 07:03 | Comments(0)

ヒナノヒオウギ

ヒナノヒオウギ  Chlamys asperulata


 ヒナノヒオウギは愛知県下ではすでに絶滅していると考えられ、貝殻が見つかるのは養浜の海水浴場がほとんど。殻には強い放射肋が18本ほど見られる

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 愛知県下の海水浴場では、西浦パームビーチ、りんくうビーチなど伊勢湾や三河湾など、かなりの場所で養浜が行われています。それらの砂は瀬戸内海や、壱岐、唐津沖などから運ばれたと聞いていますが、詳細は分かりません。ここで取り上げたのはそうした養浜の砂に混じっていたものです。


# by mikawashells | 2026-03-27 07:56 | イタヤガイ科 | Comments(0)

三河湾・伊勢湾・遠州灘の浜辺に打ち上げられた貝殻を探ります。