三河・知多・愛知の打ち上げ貝

オキシジミ

オキシジミ　　Cyclina sinensis

　オキシジミは干潟や砂泥地の潮間帯から潮下帯にかけて生息する二枚貝。殻皮は黒いが殻は青白色っぽいものになる。潮干狩りでも取れるが、シジミの味では無いよ。

オキシジミ合弁　常滑市




摩耗の進んだオキシジミ

カバザクラ

カバザクラ　　Nitidotellina　iridella

　カバザクラは外洋に面した砂浜に生息するニッコウガイ科の二枚貝。二本の白帯と金属的とも思える光沢が特徴。

カバザクラ　田原市赤羽根

コウロエンカワヒバリガイ

コウロエンカワヒバリガイ　　 Limnoperna securis

　コウロエンカワヒバリガイ、何とも長ったらしい名前だ。豪州あたりが原産で、港湾や運河など汽水域あたりで繁殖している。伊勢湾、三河湾で見られる。

コウロエンカワヒバリガイ　美浜町奥田

ゴイサギ

ゴイサギ　　Macoma tokyoensis

　ゴイサギはニッコウガイ科の中で鳥のゴイサギと同じ名前を持つ膨らみの弱い二枚貝。三河湾の干潟で見つけたがかなり古い貝殻のようだ。

ゴイサギ　吉良

クボガイ

クボガイ　　Tegula rugata

　クボガイは磯の潮間帯から潮下帯にかけて生息する小型の巻貝で、磯採集などで出会う。若い個体ではヘソが空いていることもある。写真の個体はヘソが埋まり始めた頃のモノ

クボガイ　田原市石門


クボガイ　田原市石門